自由設計で実現するこだわりのマンション
分譲マンションの多くは間取りがあらかじめ決められており、いくつかのタイプから選ぶ形になっています。プランバリエーションの豊富なマンションもありますが、多くの購入者のニーズに合わせた「既製品」であることは否めません。自分のライフスタイルに合わせた個性的なマンションがほしい人には物足りない場合もあるでしょう。そこで注目したいのが、自由設計を採り入れたマンションです。
■購入者の希望を間取りプランに反映
自由設計マンションとは、文字通り購入者が間取りを自由に設計できるものを指します。建設工事が始まったばかりの早い段階で販売をスタートさせ、購入者の希望を間取りプランに反映させる方式です。似たような方式としてセレクトプランやメニュープランなどがありますが、これらはいくつかの種類の間取りの中から希望に合うプランを選ぶというもの。既製品の中から選ぶ形になるので、自由設計とは異なります。

■専任のコーディネーターと一緒にプランニング
これに対し、自由設計の場合は購入者自らプランニングすることが可能です。とはいえ、建築の素人が一人で設計をするのは難しいので、専任の建築士やコーディネーターと打合せながらプランニングしていきます。部屋の数や広さをいくつにするか、和室をつくるか洋室だけにするか、キッチンは独立式か対面式か、など室内を自分の希望どおりにつくることができるのです。まさに世界に一つだけの個性派マンションが実現します。
■水回りの位置などは変えられないケースも
ただし、一戸建ての注文住宅とは異なり、いくつか制約される条件もあります。まず住戸全体の専有面積や形状は変えられません。玄関ドアや窓サッシ、バルコニーなどは共用部分となるので、これらも動かしたり仕様を変えることはできない決まりです。ただし玄関ドアの内側(室内側)については、色を変えることは可能です。また、キッチンや浴室、トイレなどの水回りスペースは配管の都合で設置できる範囲が決められており、その範囲内で配置や形状などを考えることになるケースが一般的です。
■上下階や隣の住戸への配慮も必要
水回りの位置が制限されるのは、音の問題とも関係があります。隣の住戸の寝室の隣に浴室が配置されたりすると、夜中にお風呂に入ると苦情が来るかもしれません。そうした音のトラブルを防ぐためにも、各住戸の水回りは同じ場所に設置したほうが望ましいのです。同様に、小さな子どものいる世帯などでは上下階に足音が響かないよう間取りにも配慮が必要ですが、そうしたことはコーディネーターが調整してくれるでしょう。
■将来のリフォームにも対応しやすい
いくつかの条件を除けば、住戸内のほとんどを自由に設計できます。間取りの配置はもちろん、建具の素材や壁の色、トビラの把手ひとつひとつにまで希望を反映させたマンションは、住む人にとって愛着もひとしおでしょう。プランニングに頭を悩ませながら完成を楽しみに待つ時間も楽しいものです。また、こうした自由設計のマンションは入居後の間取り変更にも対応しやすくなっているケースが多いので、将来の家族構成の変化に合わせたリフォームもしやすくなります。あなたも自由設計でこだわりのマイホームを手に入れませんか。

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