「セカンドハウス」の魅力と暮らし方
自宅のほかに2軒目の住まい、つまり「セカンドハウス」を取得するケースが増えているようです。なぜセカンドハウスを持つのか、取得することで暮らし方がどう変わるのか。その魅力と暮らしのあり方について考えてみましょう。
■セカンドハウスのさまざまな形態
「セカンドハウス」とひとくくりに言っても、形態はさまざまです。都市部に住みながら遠く離れたリゾート地に別荘やリゾートマンションを持つ人もいれば、逆に自宅を郊外に持つ人が仕事の拠点として都心部のマンションを買う場合もあるでしょう。リゾート地とまでは行かずとも、自宅とは環境の異なる静かな住環境の物件をセカンドハウスに定める人も少なくありません。あるいは自宅の近くにもう一軒、住まいを持つケースもありそうです。
■利用目的や使い方も人それぞれ
形態がさまざまなように、セカンドハウスの使い方も人それぞれです。自然環境に恵まれた場所で家族と週末を過ごすのが典型的なイメージですが、都心部のセカンドハウスを活用して美術館やコンサート、買い物などを楽しむシニア層も増えています。自宅と同じマンション内にもう1軒住戸を手に入れ、子どもや高齢の親の住まいにするなど、家族構成の変化に応じた柔軟な住まい方を実践するケースもあるでしょう。
■書斎感覚の隠れ家セカンドハウス
なかでも最近の傾向として、隠れ家的にセカンドハウスを使うケースが増えているようです。自宅とやや離れた閑静な環境の住まいを持てば、自分だけの趣味のスペースとして利用したり、仕事に集中できる空間として使うことができます。いわば自宅とは隔離された場所に書斎を持つ感覚です。とはいえ、自宅と気軽に行き来できたり、買い物にも不便のない環境を求めるため、山奥ではなく都市部を選ぶ人が多いのも隠れ家セカンドハウスの特徴です。

■自宅と同様に税金の軽減が受けられる
ところで、セカンドハウスも税金の軽減を受けられることをご存じでしょうか。年に数回しか利用しない別荘の場合は軽減がなく、買うときの不動産取得税や持っているときの固定資産税が高めになりますが、セカンドハウスと認められればそれらの税金が自宅と同様に軽減されるのです。認めてもらうには月に1回以上利用し、電気の使用量などを示す書面を自治体に提出する必要があります。所有に伴う費用を抑えることができれば、もっと気軽にセカンドハウスを楽しむことができるのではないでしょうか。
■暮らしの幅を広げる選択肢のひとつ
自宅を一度買ったらずっとそこに住むというのもひとつの暮らし方です。でも、長い年月の間には家族構成が変わったり、ライフスタイルが変化したりするのが通常です。自宅を売って新しい住まいに買い換える方法もありますが、自宅に愛着がある場合や、経済的に可能であれば、セカンドハウスを「買い増す」というのも、暮らしの幅を広げるひとつの選択肢になるかもしれません。
はてなブックマークに登録




